花の降る午後

unimaru233jp2008-04-05

冬眠から醒めたらすっかり桜の季節でした。
通りすがりの桜がはらはら散り始めていたので、1枚撮って
みたものの肝心の花びらが写っていない!
「花が降る」というと宗教的イメージが強いけど単に
桜の散り際の潔さに惹かれる心情からか学生時代は遥か昔でも
独特な季節感・・・サクラ関連の歌でも聞きたくなる。

意図した訳ではないけれど、前回年末のログの添付画像の画が
まさに「花の降る午後」・・これって・・・・

白と墨色の家

unimaru233jp2007-12-13

6月から取り掛かった工事がようやく終わる。40坪に満たない住宅に6ヶ月半・・のんびりした工事だった・・などと思わないで下さい。サッシの枠廻りから外構図まで書いた施工詳細図50枚以上。出来てしまえば素っ気なく見える納まり・・これが一番厄介なわけで・・・
とにかく何とか滑り込みで年内のお引き渡しが出来そう。

使いたいモノ

unimaru233jp2007-12-06

これはなかなかいいというモノを・・こっちは実名でいこう。
上田敷物工場の「ウールサイザル」麻のカーペットですが絶妙な柔らかさいいと独特な足触りといいこれが実にイイ。麻の自然な生成の色もよいです。床貼り職人も取り扱いしやすい(ここが重要なポイント)と言ってました。ここでは階段にも巻き込みで使ってみましたがヘンなノンスリップの付いた階段よりはるかに安心です。
フローリングに圧されてカーペット系はあまり使わなくなりましたが、ここらでもう一度見直してみるか・・

使いたくないモノ

この頃ご指定の多い輸入物のG社の水栓。これがまた気持ちよく納まったためしが無い。それもそのはず、日本の水道工事事情お構いなしの取付ソケット部の納まりの悪さ、排水金具との相性の悪さなどいつまで経っても一顧だにされていない。・・ネジの切り方一つとってみても管工事の設計思想というか文化が違うのだから無理もないのか。それでも日本で商売するんやったらもうちょっと日本流にカスタマイズしてくれてもいいんとちゃうの?おまけにこのメーカーはいつ電話してもツッケンドンな対応しかされないのが余計に・・・××

中野本町の家

unimaru233jp2007-11-17

今や大御所のひとり伊東豊雄さんの1970年代のいや日本住宅史上の傑作のひとつ(今はない)。
こんな書き方ひとつが業界側の人間の感覚・・フツウのひとはそんなこと知らない。
で、そんな特異な住宅に暮らした住まい手側の生の声が綴られた貴重なドキュメント。
完成当時雑誌に載った記事を見て「どうしてウチが「中野本町の家」なの・・と思った」というくだりを読むと「どこそこ町の家」という図面タイトルが流行るこちら側の風潮を考えさせられる。